本気で目標を叶えたいなら
1歩でもいいから毎日歩み続けること
はじめは難しく感じるかもしれませんが
続けていれば
当たり前のことを当たり前にやっている
という感覚に変わっていくので
習慣さえつくってしまえばあとは半自動的に目標は叶っていきます。
さて、
習慣の重要性と習慣を作るポイント
についてこれまで解説して、
毎日一歩ずつでも前に進みましょう
とお話ししてきましたが
中でも勇気が必要なのが
「一線を超える一歩」を踏み出すことです。
行動していればどこかのタイミングで
今、この一歩を踏み出せば人生が大きく変われるかもしれない
と感じるボーナスステージがやってきます。
そのチャンスに勇気を出して飛び込むことができれば、あなたは目標にググッと近づくことになります。
しかし、一方でそういう時ほど足がすくんでしまうのも事実です。
勇気が出ずに行動しなかった時は
できない自分への嫌悪感から逃げるように目標を諦めてしまう、という事態につながります。
今がチャンスだと気づいているのになぜ一歩が踏み出せないのでしょうか？
このブレーキの正体
それは「恐怖」という感情なのです。
逆にこのブレーキさえ克服してしまえば
あとはどんどん突っ走ることができますよね。
今回は
行動にブレーキをかける「恐怖」を克服し、
人生を変える一歩
を踏み出せるようになる考え方を解説していきます。
〜「恐怖」を味方につける考え方〜
1、「成功のハードル」
2、「恐怖の鮮度」
3、「チャンスの捉え方」
もしあなたが「恐怖」で動けなくなっているのであれば、
この3つの項目について
あなたはどう感じているか
紙に書き出してチェックしてみましょう。
1、「成功のハードル」について
あなたは何か新しいことにチャレンジする際
どうなったら成功と考えていますか？
望む結果が得られたら成功
と完璧主義に陥ると
途端に挑戦のハードルは高くなってしまいます。
最終的には妥協せずに
思い描いた姿を実現させることが
ゴールになりますが
最初は「成功のハードル」を思いきり下げておく
ということを意識してください。
例えば、
彼女をつくることを目標に
勇気を振り絞って告白したが
相手は「No」と答えた。
このシチュエーションを考えてみたいと思います。
完璧主義の視点で見ると
女性から拒絶されたから「失敗」
と捉えて落ち込んでしまいがちですが
そもそも恋愛に不慣れなところ、
「勇気を出してアクションを取った」
この一歩には非常に大きな価値があります。
そのあと
「反省点を振り返り、改善策を考えた」
のであれば、
あなたは確実に理想の未来に近づいています。
「女性から拒絶された」という結果は変えられなくても、
落ち込んで恋愛を諦める
または
その経験を成長の糧にする
どちらを選ぶかはあなたが決められます。
あなたが後者を選択するのであれば
成功の基準は
「望む結果が得られること」
ではなく
「望む未来に近づく行動を取れたか」
と書き換えておきましょう。
どれだけ失敗に見えても
あなたが理想に向かおうとする行動は
その時点で全て「成功」なのです。
2、「恐怖の鮮度」について
あなたは「恐怖」が色褪せないと思っていませんか？
例えば
どれだけホラー映画が苦手でも
同じ映画を1ヶ月で100回見たら
100回目も初回と同じ感情になるでしょうか？
おそらく「恐怖」より「飽きた」という感情になると思います。
「恐怖」が原因で行動できない気持ちはわかりますが、
実は恋愛に抱いている「恐怖」も
何度か経験していれば
いつのまにかその「恐怖」には飽きてしまいます。
「恐怖」は慣れる
という経験をお話しすると
僕は学生時代、
電話することが大の苦手だったのですが、
時給がいいという理由でコールセンターでアルバイトをしていたことがありました。
当時は電話で話すことがとても苦手だったのですが
お金のためと無理矢理心を奮い立たせて
毎日何百件と電話をかけていました。
はじめこそ精神的な負担が大きく
「逃げ出したい」と思っていましたが
2週間も経つと
電話がつながると何も考えなくても勝手に口が動いている
という状態になっていました。
電話で話すだけなのに何をあれだけ嫌がっていたのだろう
という感想になるくらい、
電話で話すことに慣れていたのです。
普段避けている「恐怖」の感情も
避けているから「恐怖」のままなのです。
何度も繰り返していれば
「恐怖」は行動した分だけ薄らいでいきます。
「怖いのははじめだけ」
そこはおさえておいてもらいたいと思います。
3、「チャンスの捉え方」について
「恐怖」に心が負けそうになると
「今はまだ行動するタイミングじゃない、
チャンスが来た時に本気を出そう」
という考えが浮かんできます。
「本当に運命が変わる」
というチャンスはそう何度も訪れてくれませんし、いつ来てくれるかもわかりません。
あなたの仕事や学業が忙しいタイミングに
行動の「チャンス」
が来るかもしれませんし、
金銭的に厳しいタイミングに
自己投資の「チャンス」が
来るかもしれません。
こういうタイミングで
また次の機会に、と思っていると
もうそんな機会がやってこないこともあり得ます。
今かもしれない、と思ったら
失敗してもいいのでどんどん挑戦していくことが必要です。
僕は学生時代、どれだけ金銭的に苦しくても
絶対に恋愛の苦手意識を克服しよう
と思っていたので
街コンに参加したり
マッチングアプリに課金したり
身だしなみに自己投資したり
にお金を惜しむことはありませんでした。
料理もできないのに自炊で食費を節約したり
とにかく休む暇もないくらいバイトをしてお金を稼いだり
バイト先までひたすら歩いて交通費を浮かせたり
いろいろ工夫してなんとか行動し続けていました。
しかもそこまでして当時は全く結果に結びつかないのですから本当に辛く惨めな時間を過ごしていました。
しかしチャンスにとにかく飛び込んでいると
だんだんと経験を積んで、何もないところから自分でチャンスを作り出せることに気がつきました。
マッチングアプリでいうと
デートしていても会話に困って同じ話ばかりして、2回目のデートにつながらない
という状態から
デートをしたら必ず相手からまた会いたいと言って次のデートのお誘いが来る
という状態に変わりました。
最初は「チャンス」ではなかったとしても
行動してあなたが成長する中で「チャンス」に化けていくこともあるのです。
行動に有利なタイミングなんて待っていたらどんどんチャンスを逃してしまいます。
「チャンス」は
やってくるのを待つものではなく、
行動して自分で作り出すものです。
これはチャンスにつなげられないかな
という視点でひたすら挑戦していると
あなたは必ず目標を達成できるようになります。
いかがでしたでしょうか？
それでは今回のまとめです。
・はじめから完璧をもとめない。
目標に対してポジティブな行動が取れたら結果はどうあれそれは「成功」
・たとえ「恐怖」を感じていても慣れればなんとも思わなくなる。
はじめが最も怖くて踏み出すハードルが高いが一度踏み出せたらそのあとは行動のハードルは低くなっていく。
・「チャンス」は待っていてもやってこない。どうすればチャンスに変わるかと考えながらひたすら行動あるのみ。
「恐怖」は行動のブレーキになるので厄介な敵だと感じるかもしれません。
しかし、恐怖に立ち向かうからこそ人間的に大きく成長することもできるのです。
今回の内容があなたの「恐怖」を克服する助けになれば嬉しいです。
次回は
この発想は絶対に「モテない」という思考の特徴と対策
についてお話ししていきます。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
コメント