モテる男とモテない男では
「器の大きさ」に違いがあります。
どしっと構えて何でも笑って受け入れる
それでいて自分の信念(考え方)を持っている
こういう人は男女関係なく「モテる」ことができます。
人としての魅力に直結する
「器の大きさ」ですが
器を大きくするには一体どういう能力を伸ばせばいいか考えてみましょう。
「器の大きさ」=「包容力」+「信念」
器の大きい人を分析すると
「包容力」と「信念」この2つの能力が
優れています。
「包容力」は相手を受け入れる力
「信念」は自分を貫く力
理想のために自分を貫く力があって、
それでいて相手を受け入れる余裕もある
この2つを兼ね備えている人がモテないイメージをする方が難しくないでしょうか?
今回は器を広げるために必要な
「包容力」を磨きながら
モテる会話に落とし込むことを考えましょう。
「包容力」って相手の言っていることに頷いていればいいんでしょ?
と思ったそこのあなたには特に読んで欲しい内容になります笑
〜包容力の本質〜
僕が思う包容力の本質
それは「思いやり」です。
「思いやり」なんて見えない部分の話をされても…と思ってしまうかもしれませんが
会話に向き合う態度や姿勢といった
見えない部分こそ、
会話のクオリティを決める重要なファクターになります。
何を発言するかではなく
どういう想いで発言するか
ここにこだわることで
会話力は劇的に変わります。
〜思いやり=相手の価値観の肯定〜
テラスハウスという恋愛リアリティーショーで、ぜひ学んでほしいシーンがあるので紹介します。
男女が恋愛トークをしていて
男性が女性に対して
「経験人数何人くらい?」と聞きます。
それに対して女性が
「20〜30人くらいかな」と答えます。
そこで男性が動揺を悟られないように
「まあまあ…スタンダード」
と返すシーン。
多くの男性は好きな女性から
経験人数20〜30人と言われたら
実際に「ええ〜!」と声に出してしまう人
「え、多い…(絶句)」と顔に出てしまう人
本人は何でもないように装いつつも
「うわぁ、嫌だぁ泣」みたいなリアクションがにじみ出てしまう人もいると思います。
しかし、この男性はとっさに
「まあまあ…スタンダード」と
少し強がりには見えますが
さらっと相手の価値観を肯定するような言葉を選びます。
この後、女性は「ほんとに!?」と嬉しそうなリアクションをしていました。
相手の価値観を肯定するというのは簡単なことではありません。
自分と違う価値観に対して
「相手は間違っている!」
と腹が立つのはよくあることです。
「きのこの山」か「たけのこの里」かの派閥が自分と違うだけで、
「ええ〜なんかショック」と
相手に対して少し見る目が変わってしまう
それくらい人は自分の価値観と違うことに敏感なのです。
その中でも、あなたが人生で培ってきた
「これは当たり前でしょ!」と
譲れない価値観があります。
先ほど出た、経験人数の話だったら
「普通2,3人くらいでしょ」
デートでどっちがお金を出すかだったら
「普通割り勘でしょ」
将来子供が欲しいかどうかだったら
「え、普通に欲しいけど…」
あなたの中では「普通」かもしれませんが
これは全く「普通」ではありません。
経験人数の話だったら
「普通ちょっとくらい遊ぶでしょ」
デートでどっちがお金を出すかだったら
「普通男が出すものでしょ」
将来子供が欲しいかどうかだったら
「え、普通に欲しくないけど…」
人によってはこっちの方が「普通」なのです。
今の3つの中だけでも
「あ、これ言われたら受け入れなさそう…」
という価値観があったかもしれません。
恋愛が絡んでくると特に
自分の「普通」と違った場合
受け入れるのは容易ではありません。
自分の価値観と外れたことを相手がしていると、まるで自分の人生を否定されたような気になってしまうのです。
相手の価値観を肯定することは
相手の人生を肯定すること
逆に言えば、
相手の価値観を否定することは
相手の人生を否定すること
とも言い換えることができます。
自分と価値観にそぐわないことでも
「まあそういう考え方、生き方もあるよね」
と受け入れる気概を持つ
これを可能にするのは相手に対しての人としてのリスペクトであり、思いやりです。
この人はどんな人生を歩んできたのだろう
そこに目を向けてリスペクトすること
「おかしい」と思うところがあったとしても
「おかしいと感じているあなたごと」
思いやりを持って受け入れてみましょう
あまりに価値観が違うと受け入れることが
苦しくなることもあると思います。
それでもめげずに自分と違う「普通」を受け止めることに挑戦し続ける
それがあなたの器を広げてくれるのです。
たとえ相手からどんな発言が飛びだしてきたとしても、勇気を振り絞って受け入れてみる
「まあまあ…スタンダード」
一度心の中で唱えてから
相手にかける言葉を選ぶようにしましょう。
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