入門編
目標を立てて毎日努力してみたものの
いつのまにかサボってやらなくなってしまう
こんな経験誰しも一度はあるのではないでしょうか
努力した分だけすぐに結果が出れば
きっと楽しくてどんどん行動に勢いがついていくと思います
しかし
実際は頑張ってもすぐには結果は出ず、
少しずつ心が折れていって
最終的に何もしない元の自分に戻ってしまう
多くの人はこの後者のパターンにハマって
変わらない毎日を過ごしています。
恋愛に限ったことではないですが
目標が叶うか叶わないかを決めるのは
最後まで頑張れるかどうか
これが最も重要な要素と言っても過言ではありません。
辛い時、苦しい時、やる気がなくなった時、
いかにして歩みを止めずに前に進めるか
そのヒントとなるのが
未来思考なのです。
ということで今回はモチベーションを上げる未来思考の使い方について、僕のエピソードと併せてお伝えしたいと思います。
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〜削がれていくモチベーション〜
僕は社会人一年目の頃、会社の上司が苦手でした。
仕事は自分の大学の専攻と異なる、専門的な知識が必要な職場でした。
まさに知らないことだらけのスタートラインでした。
僕はその上司と相性が悪く、
いろいろと教えてもらうものの
上司の仕事の教え方に対して
言い方がいちいちモヤモヤする
と感じていました笑
配属1年目で仕事の説明が全然なくて、
疑問に思ったことを質問したら
小馬鹿にしたような返事。
そんなことする人見たことないです
ええ…それ分からないんですね
ううーん、ふふふ…まあいいですよ
みたいな感じ。
「初心者ですみません〜」となんとか笑顔を作って教えてもらうものの
なんで不親切なんだって思うくらい
初登場の専門用語をバンバン使いながらの説明で聞くほどに疑問が増える
僕「〇〇ってなんですか?」
上司「それは××の◇◇です。」
僕「あの… すみません。××って…?(◇◇もわからない)」
こんな会話を無限に繰り返していました。
なんであんな嫌味な言い方するんだろう
もっと初心者の知識量に合わせた説明をしてほしい
なんでもっとちゃんと教えてくれないんだ
僕の心の中は毎日モヤモヤでいっぱいになっていました。
「自分は悪くないのに!」
そんなふうに考えていたら夜もなかなか寝付けない日が増えていきました。
馬鹿にされるのが嫌で怖くて
いつのまにか
なるべく聞かない
聞くときはとりあえず先に謝る
みたいな変な癖がついてしまいました。
メンタルの調子がいいとき以外はダメージを食らって寝付けなくなるので、もう質問するのをやめようと思っていました。
〜10年後の自分と出会う〜
はじめの2ヶ月くらいは頑張って質問していたもののだんだんしんどくなってきて
半年経つ頃には息を殺すように、言われたことしかやらないようになっていました。
とにかく仕事に後ろ向き。
周りの同期からも大丈夫?と心配してされていました。
たぶん病んでました。
上司からできないと思われながら働いていたら本当に自分の心も才能も腐ってしまう。
このまま過ごすのは嫌だ
そんな想いがどんどん強くなっていく中で
「今の仕事を辞めて、もし成功していたらどんな人物になっているだろう」
そんな妄想をするようになり、
未来の理想の自分を意識するようになっていきました。
例えば、10年後。
自分の才能を発揮できる仕事をしていて
心が通じる仲間と協力して誰かの役に立っていて
毎日心が穏やかでしあわせで、
経済的に自由で
愛し合うパートナーがいて
休みはパートナーと旅行に行って
一緒に笑いながら美味しいものを食べて…
こんなふうに自分の根っこが腐らないように
自分の「可能性」に光を当てていました。
もし成功した未来の自分が今の自分を見たらどんなアドバイスをするだろう?
そんなふとした疑問が湧いて
未来の自分と出会うワンシーンを想像してみました
「仕事が辛いです。〇〇(上司)さんが苦手です。未来の自分はどうやって乗り越えましたか?」
すると未来の自分は
「あぁ〜〇〇さん!懐かしいなぁ…
たしかにその時期は苦しかったよね。
でも僕はこのまま腐ってたまるかって
気持ちがあったからこそ、
それをモチベーションに変えて
自分の未来のために努力できたと思ってる!
どうせ努力してたら成功するし、
そしたら環境も変わるし、それまでは今の仕事楽しまないともったいないよ!」
そんな言葉が返ってきました。
もちろん、頭の中の妄想が勝手に話しかけてくるとかそんな話ではありませんよ笑
ただ未来の自分になりきって
こんな言葉をかけるのではないかと考えて
みたのがさっきのセリフです。
〜未来から逆算する〜
未来の自分が成功して、毎日穏やかにしあわせに過ごせているとしたら
今の自分の苦しさはいい経験に変わっているだろうし、
むしろ今の逃げ出したいという感情が成長に繋がっているだろう
みたいな。
成功して仕事を辞めるのが分かっていたら、今しか経験できないこの環境を楽しめるような気がしてきました。
ピンチはチャンスなんて言葉がありますが
「未来の自分」という視点で見たら
ここが人生のターニングポイントなんだ、とすんなり受け入れることができました。
〜客観的かつ建設的な視点〜
そこから気持ちを切り替えて
ポジティブに考えられるようになりました。
嫌なことがあっても
「まあどうせ成功して辞めてるし」
と自分に逃げ道を作れたことが大きかったです。
現実の捉え方も変わってきました。
質問する時、分からないことはどう分かっていないかを自分で整理してから質問するようにしました。
「聞き方を工夫する」
そこを少し意識するだけでかなり上司と意思疎通ができるようになってきました。
それまでは「自分は悪くない!」と
視野が狭くなっていたので
もしかしたら質問のクオリティが低いのでは?
という可能性に全く気づいていませんでした。
未来の自分はどうせ成功しているから、と考えるようになって心に余裕ができ、客観的に物事が見られるようになる。
ネガティブなシチュエーションに苦しんでいるときこそ、未来の自分という視点で建設的に状況を捉え直すことができる
これがモチベーションを上げる
未来思考のメリットなのです。
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今の環境に不満を持っていると、
そこばかりに意識が取られて建設的な考え方ができなくなります。
辛い時こそ、意識を自分の理想に向ける
未来の自分から逆算したら
不満を抱えて毎日をやり過ごすか
未来に向かって毎日少しずつでも成長するか
今の自分がどちらを選択するべきか分かるはずです。
今回は辛い時にモチベーションを上げる方法として
「未来の自分とアクセスする」ことをお伝えしました。
あなたも今苦しい状況かもしれませんが
継続していれば必ず目標は達成できます!
今回お伝えした内容は汎用性が高いので
まずは理想の自分を意識するところから
はじめてみてくださいね。
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